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  4. TIG溶接していると遮光が切れてしまったり点滅してしまったりするのは故障ですか?
"TIG溶接していると遮光が切れてしまったり点滅してしまったりするのは故障ですか?"の内容です。
Q. TIG溶接していると遮光が切れてしまったり点滅してしまったりするのは故障ですか?
故障と判断する前に以下の内容をご確認ください。
※TIG溶接だけでなく、他の溶接においても以下の内容をご確認ください。

①感度調整は適切ですか?感度を高く設定することで改善する場合がございます。
特にTIG溶接で小さい電流を使用する場合、遮光しずらい場合があるので感度を高く設定してください。

②外側カバープレートやセンサーに汚れが付着していませんか?カバープレートの交換、センサーの清掃をすることで改善する場合がございます。

③作業場所の照明に蛍光灯/白熱球/水銀灯が使用されていませんか?センサーでは紫外線や赤外線を感知して遮光をしていますので、紫外線や赤外線を出す蛍光灯/白熱球/水銀灯の環境では動作が不安定になる場合がございます。①と同様に感度の調整をすることで改善する場合がございます。

④電池残量が少なくなっていませんか?電池残量が少なくなると遮光動作が不安定になることがあります。新品の電池に交換することで改善する場合がございます。

⑤TIG溶接の際、パルスを使用すると遮光が点滅してしまうことがあります。この場合、戻り速度を遅くすることで改善する場合がございます。

以上の点をご確認頂いても改善されない場合は故障している可能性がありますので、お預かりし調査させて頂きます。
※現行品では、遮光度/感度/戻り速度の調整が出来ないのは、JM-100/P-670のみとなります。
 AV-10は遮光度/感度の調整が可能で、戻り速度の調整は出来ません。